糸・ゴム・紐について

数珠・念珠ブレスレット、天然石ブレスレットや御守り、数珠・念珠に使用する糸・ゴム・紐について当店の目線で解説させていただいております。

【オペロンゴム】

オペロンゴム

オペロンゴムはポリウレタン弾性繊維ゴムといい、細いゴムが束になって1本のゴムになっています。束になっていてもかなり細いゴムなので、当店ではオペロンゴムを基本、4重にして使用しています(過去につくった作品はそうでないものも混じっています)。小さい通し穴でも通すことができるので、シリコンゴムでは通せない石でも通すことができます。

オペロンゴム

オペロンゴムの特徴は半透明で伸縮性があることです。よく伸びるのでブレスレットを着脱するのが楽です。逆に、若干切れやすいのがデメリットですが、そんなに簡単に切れるものではないです。突然ブツンと切れることもないので、切れて石が飛んでいってしまうようなこともありません。また、色がついていないゴムでも基本は白色なので、水晶などで透明感を出したい場合には目立ってしまうという特徴があります。

【シリコンゴム】

シリコンゴム

シリコンゴムは太くしてしっかりしたゴムでテグスゴムともいいます。ポリウレタン100%、基本0.8mmのものを使用しています。オペロンゴムより伸縮性はないですが、頑丈なゴムで引っ張ってもすぐには切れにくい特性を持っています。

シリコンゴム

当店では、シリコンゴムは基本2重にして使用しています。無色透明なので透明度の高い石を使う場合に透けないので使用することがあります。繊維質ではないので、ささくれることがないですが、ツルツルで滑りが良く、もし切れてしまうと石が散らばってしまうデメリットがあります。

【中糸】

中糸

略式数珠、数珠で玉を通すために使用します。振り分け数珠には欠かせない素材です。念珠ブレスレットでも、初期の頃は中糸を通して伸びないタイプの念珠ブレスレットをつくっていましたが、気軽に着けられるブレスレットという特性を重視し、現在はオペロンゴムをメインに使用してつくっています。現在当店で使用しているのは振り分け数珠、略式念珠に対して利用しています。ゴムのようには伸びませんが、伸縮性のある糸で、使用しているうちに伸びてきますので、当店では仕立て時に出来る限り伸ばして弛まないよう仕立てます。化繊で出来ている為、熱を当ててほつれないよう仕上げることができます。

中糸

【絹糸】

絹糸

軸糸(房と中糸をつなぐ糸)を編むために使用します。現在は綿100%のしっとりとして柔らかな糸を使用しています。

絹糸

【正絹紐】

正絹紐

数珠の主玉を通すのに使用します。細い糸をよりあわせて作られており、美しく、とても頑丈な紐です。結びはつゆ結びや、釈迦結びを使います。

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